Coadmap では、組織・プロジェクト・ノートなど、すべての情報の単位をリソースと呼びます。
これらのリソースは、以下の図のように階層構造になっており、色が付いているリソースはディレクトリとしての役割を持ち、ここでメンバーを招待したり権限を設定したりできます。
Coadmapのリソース階層図(例)
青色のリソースがメンバーを招待したり、権限を設定したりできる
リソースにメンバーとして参加することで、その情報の閲覧や編集ができるようになります。
また、組織やプロダクトといった上位の階層(親リソース)に参加していれば、その中に含まれる下位のリソースにも自動的にアクセスできる「権限継承」という便利な仕組みがあります。
この記事では、Coadmap の権限管理の基本と継承の仕組みについて解説します。
1. 「参加する」とは?(メンバーシップとロール)
Coadmap のリソース(組織、プロダクト、プロジェクト、ノートなど)を利用するには、そのリソースにメンバーとして参加し、適切なロール(役割)を持っている必要があります。
ロール(Role)の種類
メンバーには、その人の役割に合わせて一つまたは複数のロールを割り当てることができます。
基本ロール | 権限の概要 | できることの例 |
オーナー | 全権限 | メンバーの追加・削除、リソースの削除、権限の変更 |
編集者 | 作成・編集 | ノートの編集、タスクの作成・更新 |
閲覧者 | 閲覧のみ | ノートやタスクの閲覧 |
ポイント:
基本的なロール(閲覧者、編集者など)に加えて、特定の機能(プロジェクト管理など)に特化したロールを組み合わせて設定することも可能です。
上位のロールは下位のロールの権限を兼ねています(例:編集者は閲覧者のできることも全て可能です)。
2. 権限継承の仕組み
Coadmap の最大の特徴は、「上位のリソースに参加していれば、下位のリソースにも自動的に参加したことになる」という点です。
リソースの階層構造
Coadmap の情報は、以下のように箱のような親子関係になっています。
組織
プロダクト
ノート
プロジェクト
ノート
タスク
「上位に参加」=「下位にもアクセス可能」
例えば、あなたが 組織に「編集者」として参加しているとします。
すると、その組織の中にあるすべてのプロダクト、プロジェクト、ノートに対しても、自動的に「編集者」としての権限を持ちます。
3. 権限設定画面の見方
各リソースの権限設定画面では、「なぜその人がアクセスできるのか」を確認できます。
① 直接アクセスできるメンバー
このリストには、このリソースにアクセス可能なすべてのメンバー(直接招待されたメンバーおよび上位から継承したメンバー)が表示されます。
ロール名が表示されているメンバー: このリソースに対して直接ロールが割り当てられているメンバーです。
「上位より継承」: 上位のリソース(組織やプロダクト、プロジェクトなど)で権限を持っているため、自動的にアクセスできるメンバーです。このリソースでの直接のロール設定はありません。
② アクセスできる親リソース
このセクションには、上位のリソース(組織やプロダクトなど)に参加しているため、自動的に権限を持っているメンバーやグループが表示されます。
プリンシパル: 権限の発生元(例:`test_company` という組織)。
あなたのロール: その親リソースであなたが持っているロール。
③ あなたのロール(現在の有効な権限)
画面に表示されるバナー(「あなたのロールは XXX です」)は、そのリソースにおける最終的なあなたの権限です。
ルール: そのリソースで直接ロールが設定されている場合、その設定が優先されます(上位リソースの権限は継承されません)。
例:組織で 「編集者」 でも、あるプロジェクトに「閲覧者」としてアサインされている場合、そのプロジェクトでの権限は「閲覧者」となります。
直接設定がない場合は、上位リソースの中で最も強い権限が適用されます。
4. よくある質問
Q. 特定のノートだけ見せたい場合はどうすればいいですか?
A. その人を組織やプロダクトには招待せず、そのノートの「直接アクセス権を持つメンバー」としてのみ招待してください。そうすれば、そのノート以外にはアクセスできません。
Q. 組織のメンバーだけど、特定のプロダクトは見せたくない場合は?
A. そのプロダクトの設定で「公開範囲」を「非公開」に変更してください。非公開にすると、そのプロダクトに直接アサインされたメンバー以外はアクセスできなくなります。
Q. 組織では編集者だけど、特定のプロジェクトでは閲覧者にしたい場合は?
A. そのプロジェクトに「閲覧者」として直接メンバー追加してください。個別に設定されたロールは、組織から継承されるロールよりも優先されます(上書きされます)。


