Coadmapには、プロダクトの構造・目標・プロジェクトを扱うための固有の用語がいくつかあります。似た言葉が並ぶため、最初につまずきやすいポイントでもあります。この記事では、Coadmapを使ううえで押さえておきたい中核の用語を、意味と関係がわかる形でまとめました。
Coadmapでは、扱う情報の単位をまとめてリソースと呼びます。以下の用語はいずれもリソースの一種です。
プロダクトを表す用語(プロダクトヒエラルキー)
プロダクトヒエラルキーは、「何を作っているか」を表す構造です。
プロダクトを頂点に、コンポーネント・機能へと分解していきます。
用語 | 意味 |
プロダクト | 提供している製品そのもの。プロダクトヒエラルキーの最上位に位置します。 |
コンポーネント | 機能を分類するためのまとまり。「認証」「決済」のようなドメイン単位でも、「Web」「Mobile」のようなプラットフォーム/ページ単位でも構いません。 |
機能 | コンポーネントの配下に置かれる、ユーザーに価値を届ける個々の機能。エピックと紐付けることで、開発の実行状況とつながります。 |
※コンポーネントは2〜3階層までに収めるのがおすすめです。深くしすぎると、機能を探すのが難しくなります。
目標を表す用語(オブジェクティブヒエラルキー)
オブジェクティブヒエラルキーは、「なぜ作るのか」を表す構造です。目指す状態と、そこへ向かう取り組みを整理します。
用語 | 意味 |
目標・顧客価値 | 達成したい状態や、届けたい顧客価値。オブジェクティブヒエラルキーの起点になります。 |
イニシアチブ | 目標を達成するための取り組み指針。目標の子として配置し、「この目標に対してどう取り組むか」を表します。プロジェクトにエピックとしてインポートできます。 |
アウトカム | 目標達成の定量的な成果指標。目標の子として配置し、「達成できたと言える基準」を数値で表します。イニシアチブ(どう取り組むか)と対になり、期間や達成状態を管理できます。 |
※ 目標・顧客価値は「なぜ(Why)/このプロダクトで何を達成したいか」、イニシアチブは「そのためにどう取り組むか」、アウトカムは「達成できたと言える定量的な成果指標」と考えると区別しやすくなります。
プロジェクトを表す用語
プロダクトと目標が決まったら、実際の作業はプロジェクトの中で進めていきます。
用語 | 意味 |
プロジェクト | 作業を進める場。タスク・エピック・スプリントはプロジェクトの中に存在します。チームや案件の単位で作成します。 |
エピック | 複数のタスクを束ねる大きめの作業単位。機能やイニシアチブと紐付けられます。タスクとエピックは相互に変換できます。 |
タスク | 作業の基本単位。担当者・見積もり・期間などを設定して進捗を管理します。 |
スプリント | 一定期間で区切った作業のまとまり。その期間に取り組むタスクをスプリントに含めて進めます。 |
リリース | ユーザーに届ける出荷の単位。タスクをリリースに紐付けることで、そのリリースに何が含まれるかが整理されます。 |
AIエージェント Yata
用語 | 意味 |
Yata(ヤタ) | CoadmapのAIエージェント。プロジェクトの状況を踏まえて、Yataチャットでの相談から要件整備、Epicのタスク起票支援、仕様書の更新、デイリースクラムやリリース・スプリントレポートの自動生成まで、開発の進行を幅広く支援します。 |
3つの構造の関係
Coadmapは「なぜ作るのか(目標)」「何を作るのか(機能)」「どう進めるのか(タスク)」の3つを、それぞれの用語でつなぎます。
この関係が理解できると、「正しいものを、正しく作る」ための情報がひと続きにつながります。
目標にイニシアチブがぶら下がり、イニシアチブはエピックとして実行に落ちます
機能はエピックと紐付き、開発の進捗がプロダクトの構造に反映されます
タスクはエピックに属し、スプリントで進め、リリースで届けられます
Coadmap用語集のご紹介は以上です!
引き続きCoadmapをよろしくお願いします。



